英語で「断る」メールを書くのは、日本語以上に気を使います。直接的すぎると失礼になり、曖昧すぎると意図が伝わらない。ネイティブスピーカーはどう断っているのか、場面別の例文と使えるフレーズを20個まとめました。

断りメールの3つの基本構造

ネイティブが書く断りメールには、共通のパターンがあります。

  1. 感謝・承認:まず相手の申し出・連絡に感謝する
  2. 断りの本題:明確に「できない」ことを伝える(曖昧にしない)
  3. 代替案または次のステップ:可能であれば別の提案や今後の展望を示す

日本語では間接的に断ることが多いですが、英語のビジネスメールでは明確に断るほうが誠実だと受け取られます。「ちょっと難しいかもしれません」のような曖昧な表現は、相手に期待を持たせてしまうため避けましょう。

会議・打ち合わせの断り方

ケース①:スケジュールが合わない
Thank you for reaching out. Unfortunately, I'm not available on [date] due to a prior commitment. Would [alternative date] work for you instead?
ご連絡ありがとうございます。[日付]は先約があり参加が難しい状況です。代わりに[別の日付]はいかがでしょうか?
ケース②:会議自体をお断りしたい
I appreciate you thinking of me for this meeting. At this time, I'll need to decline as I'm focusing on [project/deadline]. I hope it goes well!
会議にお声がけいただきありがとうございます。現在[プロジェクト/締め切り]に集中しているため、今回は辞退させていただきます。うまくいくことを願っています。
ケース③:オンライン会議を対面に変えたい場合の逆断り
Thanks for the invite. I won't be able to attend in person, but I'd be happy to join via video call if that works for the group.
ご招待ありがとうございます。直接参加は難しいのですが、グループの方々がよければビデオ通話で参加できます。

仕事の依頼・お願いの断り方

仕事上の断りは、関係を壊さずに「今はできない」を伝えるのがポイントです。

ケース④:キャパシティの問題
I really appreciate you thinking of me for this. Unfortunately, my plate is pretty full right now and I wouldn't be able to give this the attention it deserves. I'd love to help in the future when things settle down.
声をかけていただきありがとうございます。残念ながら現在業務が立て込んでおり、この案件に十分な時間を割けそうにありません。落ち着いたらぜひお力になりたいと思っています。
ケース⑤:専門外の依頼
Thank you for reaching out. This falls a bit outside my area of expertise, so I don't think I'd be the best person for this. You might want to try [name/team] — they'd be a great fit.
ご連絡ありがとうございます。これは私の専門外になるため、最適な担当者ではないかもしれません。[名前/チーム]に相談されることをお勧めします。
ケース⑥:締め切りが間に合わない
I'd love to help with this, but I won't be able to meet the [date] deadline. If the timeline can be extended to [date], I'm happy to take it on.
ぜひお手伝いしたいのですが、[日付]の締め切りには間に合いません。[日付]まで延長可能であれば、喜んで対応いたします。

誘い・イベントの断り方

ケース⑦:社内飲み会・イベント
Thanks so much for the invite! I won't be able to make it this time, but I hope you all have a great time. Count me in next time!
お誘いありがとうございます!今回は参加できませんが、皆さんで楽しんでください。次回はぜひ!
ケース⑧:カジュアルな誘いをやんわり断る
That sounds like a lot of fun, but I already have plans that evening. Maybe next time?
楽しそうですね、でもその夜はすでに予定があります。また次回誘ってください。

提案・オファーの断り方

ケース⑨:仕事のオファーを断る
Thank you so much for this offer — I'm truly honored. After careful consideration, I've decided to decline at this time, as I've accepted another position that's a better fit for my current goals. I wish you and the team all the best.
このようなオファーをいただき、大変光栄に思います。慎重に検討した結果、今回は辞退させていただくことにしました。別のポジションを受け入れることにしたためです。チームの皆様のご活躍をお祈りしております。
ケース⑩:取引先の提案を断る
We appreciate you taking the time to put this proposal together. After reviewing it internally, we've decided to go in a different direction for now. We'll certainly keep you in mind for future opportunities.
ご提案書を作成いただきありがとうございます。社内で検討した結果、今回は別の方向性で進めることになりました。今後の機会にはぜひまたご相談させてください。

断りメールを書いたら、自然な英語かチェックしよう

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コピペで使える断りフレーズ一覧

状況に合わせて組み合わせて使える、断りの定番フレーズです。

感謝を伝えるオープニング

Thank you for thinking of me / reaching out / the kind offer.
声をかけていただき / ご連絡いただき / ご厚意に感謝します
I really appreciate the opportunity.
このような機会をいただき本当にありがとうございます。

明確に断るフレーズ

Unfortunately, I'm not able to / I'll need to decline.
残念ながら、できかねます / 辞退せざるを得ません。
I'm afraid I won't be able to make it.
残念ながら参加できそうにありません。
After careful consideration, I've decided not to proceed.
慎重に検討した結果、今回は見送ることにしました。

理由を添えるフレーズ(任意)

My schedule is quite full at the moment. / I have a prior commitment. / This isn't the right fit for me at this time.
現在スケジュールが立て込んでいます / 先約があります / 現時点では自分に合わないと判断しました。

前向きに締めくくるフレーズ

I hope we can work together in the future. / Let's stay in touch. / Wishing you all the best with this.
今後ご一緒できることを楽しみにしています / またご連絡しましょう / うまくいくことを願っています。

やりがちなNG表現

❌ 「I cannot attend.」だけで終わる
理由も感謝もなく、冷たい印象を与えます。

❌ 「Maybe next time」を多用する
何度もこのフレーズだけで断ると、誠実さが伝わりません。

❌ 過度に謝りすぎる
「I'm so so sorry, I really apologize...」のように謝りすぎると、英語では過剰に聞こえます。シンプルに「I apologize for any inconvenience.」で十分です。

❌ 「I will try my best」と言って断らない
できないのに「やってみます」と言うと相手を混乱させます。できない時はきちんと断るほうが誠実です。

まとめ

英語での断りメールは、感謝 → 明確な断り → 前向きなクロージングの3ステップで書くのが基本です。直接的に断ることが英語では誠実さの表れになるため、曖昧な言い方は避けましょう。

メールを書いた後は、NativeProseのようなツールで「ネイティブらしい表現になっているか」チェックするのもおすすめです。自分の英語がどう変わるかをdiffで確認しながら、少しずつ自然な英語表現を身につけていけます。